社会人10年で4回転職してる人の話⑦

↓前回の内容

さて、前回は「楽はしながらも基本は忘れるな」ということをお話ししました。

最後のお話についても結局は基本のところではありますが、意外と抜けがちなところです。

転職先が決まるまでは仕事の手を抜くなというお話

やめる仕事なんだから手を抜いてもいいと思うよね

何故今の仕事の手を抜いてはいけないのか

もう今すぐにでも仕事をやめるつもりなんだから、仕事なんて手を抜いてもいいじゃんって思ったそこのあなた。

そう考えている時点で、日ごろからある程度手を抜いて仕事してますよね？

当然、1時間で出来る仕事を少し時間をかけて忙しく見せたりして仕事量をコントロールするのはサラリーマンとしては大事なことです。

ただし、それ以上手を抜いてしまうと社会に戻れなくなります。

なので、せめて本当に今の仕事に一切触れることが無くなる転職が確定するまでは現状程度には真面目に取り組みましょう。

常に全力の人は楽しめてるから転職せんじゃろ

転職も意外と何が起こるかわかりません。

昔、内定をもらったにもかかわらず、業績悪化のため内定が取り消しになったこともありました。

おかげさまで完全に油断しきって引き継ぎの準備をしていたのに全てがパー。

やる気を失い、辞める気で突き進んでいた私がまた真面目に仕事に取り組める道理なんてないわけで。

そんなやる気がない状態で仕事をしていても更に嫌な気分が続いていき、結局雑に転職をして失敗。

確実に仕事が辞められるようになるまでは真面目に仕事をしていた方が次の仕事にもスムーズに入ることが出来るでしょう。

そもそも仕事をやめるのは？

基本的にはあんまりオススメしません。

私自身初めての転職の時に完全に仕事をやめた状態で転職活動をしましたが、仕事に就くまでに約１年間かかりました。

仕事をやめちゃうとかなり楽ですし、時間にも余裕ができます。

そうすると何が起こるのか。

遊びに出かけちゃうんですよ。

少なくとも３ヵ月は働かなくてもお金はもらえちゃいますしね。

時間に余裕がありすぎるとまぁ真面目にやるまで時間がかかる。

転職活動は仕事をやめたいという反骨心が活力になっていたんだな。と今思うと感じます。

まぁもちろんSEなど手に職を身に着けてる人であればいいかもしれませんが、辞めてから転職活動をうまくできる人ならフリーランスとして一念発起する方がいい気がします。

結局は仕事をやめたい。でも生きるためには働かなきゃいけない。と思って転職する人は仕事をやめたら１つ目的を達成してしまうわけですから、本当に死にそうになるまで転職活動なんかしませんよ。

厳しい言い方かもしれませんけどね。

ということで、転職先が決まるまではせめて今程度の仕事への努力は続けましょうというお話でした。

転職は次の自分へのステップであり、逃げではない。

なので、今の仕事から逃げ出すようなことはせずに、着実に次への道を開拓していきましょう。

↓次の記事